2016年10月26日水曜日

快適自転車生活 楽しいサイクリングの思い出を残すために持参する機器類を厳選


 サイクリングの愉しみ方は人それぞれ。ひたすら走ることに喜びを感じる人もいれば、寄り道ばかりで走ることは二の次という人もいます。谷津道探検サイクリングと称して普段愉しんでいる走り方はちょうど中間でしょうか。
  • 安全快適な走りを楽しみながら健康維持
  • 自らの力だけで知らない場所を訪問
  • 途中の自然や歴史との偶然の出会いをエンジョイ
と、こんな感じで毎回走りに出かけています。せっかくのサイクリングですので、楽しい思い出が残せるように各種の記録を残すようにしています。風景写真を撮ることはもちろんのこと、最近流行りのアクションカメラで動画を撮影したり、季節を感じる虫や鳥の鳴き声を生録して思い出作りに勤しんでいます。サイクリング中にデジタルデータとして記録しているものは以下のようなものです。
  • GPSデータ
  • 写真
  • 動画
  • 自然の音
 必要な撮影・録音機材を少しづつ集めているうちに、だんだんと台数が増えてしまい、三脚などの周辺機材も含めるとかなりの体積・重量となってしまいました。走っている最中に偶然目(耳)についたものを撮影(録音)するために持参していますので、必ず使うというものではありません。持っては行ったものの、一度も利用しないこともあります。全てをウェストバッグに入れていますが、最近はその重さが気になるようになってきました。目的や使用シーンを見直し、持参する機器類を厳選してみることにしました。


iPhone一台あれば全てOK...とはいかない


 最近のスマートホンの性能向上には目を見張ります。そのため、サイクリング中に記録している位置情報(GPS軌跡)、写真、動画、音などiPhone一台あれば事足りるではないかと言われそうですが、そうでもありません。例えば、動画などを走行中に撮ろうと思ったら、しっかりとしたマウントが必要になります。GPSの記録を残そうと思ったら、サイクリング中にバッテリーが切れないようにしなければなりません。綺麗な写真が写せますが、ズーム機能は貧弱です。生録もできますが、モノラルのため臨場感が出ません。ほんの少しづつ専用機材に及ばないのです。

GPS軌跡を記録できる機器は色々ある

GPS軌跡の記録ができる機器もいろいろ持っていますが、サイクリングで使用する場合には位置情報や速度などの基本情報以外に心拍数や気温、ケイデンスなどの情報が一緒に記録できれば活用の範囲がぐっと広がります。iPhoneでも別途ワイヤレスの測定機器を購入すれば同様のデータを測定できますが、手軽さでは専用のサイクルコンピューター(写真中央)にはかないません。

 オートバイでのツーリング時には、4千円程度で手に入る写真左のGPSロガー(CANMORE GP-102)を上着のポケットに入れっぱなしで一日走っています。位置情報の記録だけなら、ポケットに入れっぱなしのこんな安価な機器で十分なんですね。


写真や動画を撮る時のスタンドは重要


 風景写真を撮るだけであれば手持ちでもなんとかなりますが、動画撮影や自撮りの場合にはカメラをスタンドなどに固定してやる必要があります。いろいろなタイプの三脚を試してきました。自転車で持ち運ぶときにはできるだけ小型軽量であることが求められますが、いざ使うときには大きくてしっかりしたものの方が活用範囲は広がります。

ミニ三脚を使えば一応カメラの固定は可能

ミニ三脚を使えばカメラの向きを固定することはできますが、丁度良い置き場所がないと高さが足りません。結局使えるシーンが少なく、今は持ち出す機材のレギュラーから外れています。

ちゃんとした三脚は応用範囲が広い

カメラをある程度高い位置にセットしたい場合にはやはりちゃんとした三脚が必要です。足の長い三脚であれば、置く場所にもそれほど影響されずにセット可能になります。ただし、自転車乗車時に使用しているウェストバッグに入らなければなりませんので、それほど本格的なものは持っていけません。

Velbon CUBEが収納時のサイズ、重量でベストチョイスとなった

いろいろ調べてたどり着いたのがVelbon CUBEという三脚です。三脚の重量は390グラムで、400グラムまでのカメラに対応しています。伸ばせば94センチになりますが、収納時は24センチで、なんとかウェストバッグに収まります。この三脚は登山やバイクツーリングでも活躍していますが、他の荷物も含めるとサイクリング時にはやはり気になる大きさです。また、ミニ三脚に比べればはるかに高い位置にカメラをセットできますが、手すりやフェンスを越えて撮影できるほどの高さはありません。使えない場面もそれなりにありました。

GoPro用の大型クランプ(格安のコピー商品)

そんな時に役立ったのが、GoPro用に売られている大型クランプマウントです。自在に曲げられるグースネックが付属していますが、これは風でカメラが揺れるような代物でした。グースネックを使わず、GoPro Sessionに付属してきたボールジョイントバックルと組み合わせてみたところ、風で揺れることもなく、自在にカメラの角度を変えられることがわかりました。

手すりなどにカメラを固定できる大型クランプ、角度調整はボールジョイントで可能

観光地などには大抵手すりやフェンスが設置されていて、その上部を挟んで固定しますので、三脚のように高さが足りないということはありません。角度の調整も自在に曲がるボールジョイントバックルのお陰で簡単です。非常にしっかりと固定できるため、動画でも問題ありません。最近はこの大型クランプの出番が増えています。固定できるフェンスなどがなければ、自転車に固定してしまえばOKですので、三脚がなくてもなんとかなります。


走行時の動画撮影はやっぱり専用機


 iPhoneでもデジカメでも動画は撮れますが、しっかりとしたマウントがあり迫力のあるワイドな画角を売りにしているアクションカメラにはかないません。散々自転車走行時のマウントテストを繰り返して、現在はハンドル下部にGoProを常設して走っています。

ハンドルバーの下部にGoProを常設して走行

走りながらでも電源のオン・オフや録画のスタート・ストップが出来る場所ですので、気になる場所で撮影を開始しています。余計なものの写り込みも少なく、振動の影響もそれほど受けない場所ですので、撮影された動画から静止画を書き出してブログに貼ったりしています。サイクリングの行動記録用にはうってつけの撮影方法となっています。


音の思い出も大切にしたい


 残念ながらアクションカメラで録音された音は、後でじっくりと聴きたくなるような音ではありません。風切り音やロードノイズがほとんどで、サイクリング中に聞こえてくる鳥や虫の鳴き声を録るには不向きです。iPhoneも本体のみではモノラル録音のため、臨場感が出ません。ウグイスが鳴き始める頃に、十年近く前に買ったPCMレコーダーを持ち出してサイクリング中に久しぶりの生録をしてみました。

24bit 96KHzの高品質で録音できるPCMレコーダー

外部のバランスマイクなども接続できる高機能タイプのため嵩張るのですが、久しぶりに生録してみたサイクリング中の自然の音は感動的なものでした。動画を編集する際にも、貧弱なアクションカメラ本体の音だけではなく、PCMレコーダーで録った音を加えるとはるかに臨場感が増します。

 しかし、デジカメに三脚類、予備のバッテリーなどとともにこのPCMレコーダーをレギュラーメンバーにするとウェストバッグがパンパンになってしまいます。録りたいと思うような音に出会える機会はそれほど多くはありません。もう少し軽量コンパクトな機材はないかと探したところ、iPhoneの外付けマイクとして使用する機材を見つけました。

PCMレコーダーに比べるとはるかに軽量コンパクトなZOOM iQ7(左)

録音時だけiPhoneに接続するZOOM iQ7を、元々持っていたPCMレコーダーの代役として購入しました。16bit 48KHzまでのステレオPCM録音が可能です。この大きさであれば、仮に使わなかったとしても後悔するような荷物にはなりません。これでサイクリング時のレギュラー機材となりました。

録音時はiPhoneに取り付けて使うZOOM iQ7

16bitまでの分解能しかないため、繊細な虫の鳴き声などでは不安が残りますが、先日成田空港で録音した飛行機や電車の音は満足できる品質で録れました。


ウェストバッグの中身はこうなった


 撮影や録音の特別な目的がある日は別にして、通常のサイクリング時のウェストバッグの中身は下の写真のようになりました。この荷物以外に昼食や行動食が加わりますので、結構な荷物ですが、それぞれの大きさや重量を見直ししてきましたので、なんとか気にならない程度にダイエットできました。

通常のサイクリング時に持参する機器類やタオル・ウィンドブレーカー

GPSサイコン(Edge-800J)とアクションカメラ(GoPro  HERO3+)はハンドルバーの上下に常設して走っています。これらの機材で記録されたデータを、帰宅後シャワーを浴びてからゆっくり見直すことで、その日一日の楽しい思い出が蘇るとともに、次回以降の改善点も明らかになります。サイクリングを末長く楽しむための習慣として、今ではなくてはならないものとなりました。



写真と音で再現するサイクリングの思い出動画


 買ったばかりのZOOM iQ7のテストも兼ねて、生録しながらいつものルートを走ってきました。動画素材を使わず、写真(タイムラプス撮影も含む)と音だけで作成したものです。よろしければご覧ください。音も大切な思い出の一つだと改めて実感しました。


(2016年10月29日追記)



ZOOM iQ7使用時には必ず機内モードに

 録音された音に時々電子的なノイズが入っていることがありました。説明書を改めて読んでみると、使用時にはiPhoneを機内モードにするように書いてあります。機内モードにするのを忘れると、発信する電波でノイズが乗るようです。電話の着信時ばかりではなく、不定期にパケットを飛ばしているようで、かなりの頻度でノイズが混じります。これから使われる方はご注意を。

(2016年10月30日追記)


0 件のコメント:

コメントを投稿