2015年6月22日月曜日

二台目ウェアラブルカメラとしてPanasonic HX-A1Hを採用


 初めてのウェアラブルカメラ(アクションカム)としてGoPro HERO3+ Black Editionを購入してから約一年。自転車やバイク、雪山登山などで感動シーンを残したいと試行錯誤してきました。GoProでも取り付けが難しい場所があったり、一時に複数アングルで映像を撮っておきたいシーンがあったりで、二台目のウェアラブルカメラを検討していました。

サイクリング時の定位置に収まったGoPro (Wi-Fiリモコンで制御してます)

 GoPro HERO4が発売になっていましたが、さらに違ったアングルで撮影するためGoProとは異なる形状のパナソニックHX-A1Hを選択しました。直径26mmの円筒形で、バッテリーなどを全てを含んだ重量が45gしかありませんので、かなり狭い場所にも取り付けできそうです。また、小型LEDライトのような形状をしていますので、いざとなれば以前からやっているように必要なマウントを3Dプリントで自作してしまうのも簡単そうです。
 これで連続75分間、断続で35分間のFull HD画像が撮れるらしい(まだ試してないので、どうかな〜)。 バッテリーは内蔵式で交換ができないため、撮影時間を伸ばすにはオプションの拡張バッテリーを付けるか、防水を工夫してUSBケーブルから給電するかでしょう。

Panasonic HX-A1H (直径26mm、重さ45g)

 本体付属のマウントは頭部に取り付けるヘッドバンドのみです。もともと視線カメラとしての活用が「売り」らしいので、このマウントが標準なのは理解できます。ただし、これだけではアクションカムとしての活用範囲はまるっきり不足です。

標準で付属するヘッドマウント

 とりあえずパナソニック純正のクリップマウントと三脚マウントは必須でしょう。ここまでが本体に付属してくれれば言うことなしなんですが、オプションで稼ぐという最近の傾向から考えれば無理でしょう。さらに、豊富なGoPro用のマウントを活用できるREC-MOUNTS製のアダプターを追加で購入しました。

左二つがパナソニック純正マウント、右端がREC-MOUNTSのアダプター

このREC-MOUNTS製アダプターを持っていれば、今まで買いためてきた豊富なGoPro用のマウントと組み合わせて、いろいろなものに取り付けが可能です。下の写真はGoPro用大型クリップとA1Hを組み合わせたものです。すでに数万円近い投資をしてきたGoPro用マウントが自由に使えるのは大きなメリットです。

GoPro用大型クリップ(REC-MOUNTS製)と組み合わせたA1H

 サイクリングを楽しむ時にGoProを取り付けている場所にPanasonic HX-A1Hを取り付けてみました。REC-MOUNTS製のアダプターはパナソニック純正に比べて若干緩みがあります。このあたりの精度は純正にはかなわないようです。念のため振動による脱落防止のため、ベロクロテープを細く切り、巻きつけています。これでGoProを他の部分に取り付け、マルチアングルの映像を撮影できるようになりました。

GoProの定位置にA1Hを取り付け(いい感じに収まります)

普段下駄代わりに使用しているミニベロ(折りたたみ自転車)にも取り付けて、近所を走ってみました。使用したのはGoPro純正のスポーツマンマウント。これでほとんどの径のパイプにどんな角度でも取り付けができるようになります。

スポーツマンマウントでミニベロに取り付けてみました

10分ほど近所で走行中の画像を撮ってみましたが、使えそうです。平均ビットレートはGoProの20Mb/sと比べるとかなり低い15Mb/sですが、あまり画像の荒れは目立ちません。GoProのようにケースにいれなくても防水なので、モノラルですが音もきれいに撮れています。自転車でゆっくり走っているくらいなら風切り音も少ないみたい。天候が優れないため、ちゃんとしたテストはこれからになりますが、二台目として期待出来るPanasonic A1Hを手に入れました。YouTubeの投稿をより面白いものにするため、まだまだ悩み多い日々が続きそうです。





 A1Hのテストに明け暮れている最中にGoPro HERO4 Sessionが発表になっていました。基本的なコンセプトはA1Hと同じですね。ただ既存GoProユーザーの二台目需要には魅力的です。問題は価格です。Sessionが売値で5万2千円だそうで、A1Hの実売価格の二倍近い値段です。この金額を出すのならGoPro HERO4そのものを買いますかね....

(2015年7月10日追記)





 せっかく軽量なA1Hですが、本体の端を固定するマウントではどうしても振動の影響を受けやすいようです。特にバイクのエンジンや路面からの振動で、CMOSイメージセンサー特有のローリングシャッター現象による画像の歪みが目立ちます。
 重心に近い部分で固定できるマウントを探してみましたが適当な製品が見つかりません。なければ作ってしまえということで、3Dプリントサービスを利用して振動に強い(だろう)構造のマウントを自作してみました

(2015年9月26日追記)



GoPro HERO4 Sessionが値下げされてる


 Amazonを覗いていたらGoPro HERO4 Sessionが25%オフの税込¥42,200というのを見つけました。発売当初から比べて一万円以上下がっています。短期間に随分値段が下がってきたものだと感心し、思わず注文しそうになりました。しかし、よくよく考えてみれば発売からわずか3ヶ月くらいで売値が下がるのは何か裏がありそうです。ネットでSession関係を検索してみると、10月9日付で小売価格が税込¥45,144に値下げされているではないですか。なーんだ。Amazonの25%オフという表記はどうなっちゃうんでしょうね。訂正が必要な気がします。
 それにしてもわずか3ヶ月ほどで値下げとは。やっぱり当初の価格は微妙な値付けだったのでしょう、きっと。実売価格が4万円を切ったら買いでしょうか。

(2015年10月11日追記)


 紅葉シーズンが始まり、二台のアクションカメラでマルチカム撮影していました。何度か撮影するうちに、もう一つのアングルを加えたくなり、結局Amazonで三台目となるSessionを購入してしまいました。三台のカメラをどう使いこなすか、腕を試されることになります。

(2015年11月7日追記)


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