「色々なバッグをバイクシートに固定する方法」パーツセット頒布(完売)


 汎用バックルと平ベルトを用いて、色々なバッグをバイクのシートに固定できるようにする方法をご紹介しましたが、使用したバックルやベルトの製品名や入手方法について時々お問い合わせをいただくようになりました。改めて使っているもの、準備方法、設置方法をまとめておきます。また、各部品はまとめて購入しておりましたので、残っているものを実費でお分けいたします。個別に探して購入するのが面倒な方や、近くに手芸店がない場合などにご利用いただけます。最後に入手方法をご紹介しておりますので、必要な方はそちらもお読みください。


用意するのは平ベルト・バックル・アジャスターの三種類


 手芸店に出向き購入したものは以下の三種類です。平ベルトは安価なナイロン製でも使用可能ですが、緩みやすいためアクリルベルトを愛用しています。
  1.  25mm幅アクリル平ベルト 4m(75cm x 4本 / 25cm x 4本)
  2.  25mmバックル Nifco TSR-25H 6セット
  3.  25mmアジャスター Nifco T-25 10個

使用している全パーツ

4mの平ベルトは75cm4本と25cm4本に切り分けますが、末端のほつれ止め処理が必要です。ホットナイフと呼ばれる半田ごての先がナイフ状になった工具で、溶かしながら切断するのが正しい処理方法です。

平ベルトはホットナイフで切断すれば、ほつれ止め処理も同時にできる

バックルは色々なタイプのものが売られていますが、裏表の区別のないもの(どちらの面でも固定できるもの)を選べば使いやすくなります。当初はNifcoのSR-25を使いましたが、サイズが大きく角張っているため、丸みのあるTSR-25Hに替えました。

手芸店で売られているバックル(右)とアジャスター(左)

フレームへの固定や長さの調整には同じサイズ(25mm幅用)のアジャスターを用意します。NifcoのT-25です。バックルのメス側を平ベルトに止めるのにも使用していますが、代わりにミシンなどで縫い付けて止めることもできます。


部品を組み合わせて三種類のパーツにする


 バックル・アジャスター・平ベルトの準備ができたら後は簡単です。これらの部品を組み合わせて以下の三種類のパーツとしてバイクのフレームに固定していきます。末端のバックルを取り付けるのは、平ベルトをバイクのフレームに固定してから行います。先ずは組み合わせを頭に入れておきましょう。

バックル・アジャスター・平ベルトを使って三種の組み合わせにする

1. フレーム固定用オス・メスベルト 二本


 バックルは一箇所に最低一個あれば荷物は固定できますが、二個用意することにより応用範囲が広がります。また、オスとメスを選んで使用できますので、取り付けられるバッグ側の自由度も増します。

フレーム固定用オス・メスベルト

メス側はベルトを締め付けることはしませんので、シートからギリギリ出るくらいの短めにセットするのが使いやすいようです。メスのバックルの固定はアジャスターで行います。

2. フレーム固定用両オスベルト 二本


 両方がオスのバックルになっているベルトを二本作成します。これも一個あれば荷物は固定できますが、二個あると便利です。一方を長め、一方を短めにしておくと、反対側に設けるメスバックルと直接結んで荷物をシートに固定するなんて芸当も可能になります。

フレーム固定用両オスベルト

3. バッグ側用ベルト 四本


 荷物側に繋いで、フレーム側のバックルと合わせて固定するためのベルトです。反対側は市販のバッグに付属してきた固定用のバックルを流用したり、バッグに直接固定します。

バッグ側用ベルト


いよいよバイクのフレームへ取り付け


 平ベルトに何も取り付けていない状態でバイクのフレームに通していきます。シートを閉めるときに引っ掛ける爪の部分を避けて、シートの開閉に支障の出ない場所を選ぶ必要があります。シートを閉めたときに出るベルトの長さなどを見ながら、アジャスターをセットしてしっかり固定します。

シートを閉める際に邪魔にならない位置にベルトをアジャスターで固定

ベルトを外に出した時と、中に仕舞った時の状態も確認しておきます。前後のベルト位置が近過ぎると、荷物が安定しませんので多少離して設置します。この後、平ベルトの先端に先ほど頭に入れたバックルを固定していきます。一方の側を両オスに、反対側をオス・メスの組み合わせにします。下のように八つのバックルがシートから出ていれば完成です。

シートからこんな形でバックルが出れば完成

荷物に合わせて四つのバックルを選んで使用します。余ったバックルでサイドに荷物を吊り下げるなんてことも可能でした。市販のバイクバッグはメーカー毎にバックルの形状が異なり、使いにくいのですが、汎用バックルで固定できれば実に快適です。NifcoのTSR-25Hという型番で、いくらでも追加購入できます。アイディア次第で色々応用ができますが、くれぐれもタイヤに荷物を巻き込んだりしないように注意してください。


在庫パーツを実費でお分けします(再開しました)


 最初の写真にあるパーツセットを実費でお分けします。平ベルトについてはご紹介している通り、ホットナイフで必要な長さに切り分けてお送りしますので、あとは組み立てるだけです。受注システム代りにヤフオク!を利用していますが、固定価格ですので安心してご利用ください。パーツ代金2,400円(消費税不要)と送料全国一律164円になります。

ヤフオク商品ページは下のリンクからアクセスできます(2018年2月17日 完売しました)↓

「荷物に合わせて色々なバッグをバイクシートに固定する方法」で必要なパーツをセットで頒布



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