2015年7月30日木曜日

房総酒蔵バイクツーリング 道の駅発酵の里こうざきを経て佐原の馬場本店酒造・東薫酒造訪問


 圏央道が東関道とつながってから既に一ヶ月以上経っています。相変わらずGoogleマップやAppleマップには現れませんが、佐原方面へのアクセスが格段に便利になりました。今回は佐原地区の蔵元を目指して炎天下にバイクを走らせました。

 東関道の成田ICを過ぎると、大栄JCTで圏央道に入ることができます。今までは成田で一般道に降り、県道を乗り継いで神崎方面へ行っていましたが、これからは一気に常磐道まで行くことができます。政権交代のたびに揺れ動く高速道路建設ですが、現在はイケイケドンドンのようですね。あればあったで便利な高速道路網です。

東関道大栄JCTから圏央道に入り、神崎IC方面に向かっています

神崎ICを降り、利根川沿いにある道の駅「発酵の里こうざき」に立ち寄ってみました。ここは今年の4月29日にオープンしたばかりの道の駅です。全国各地にどんどん道の駅ができているようで、バイク乗りにとっては嬉しい限りです。

多くの観光スポットに近い道の駅、神崎町のマスコット「なんじゃもん」が出迎え

 発酵の里と銘打っているだけに日本酒ばかりではなく、味噌や醤油などの麹を利用した食品がたくさん置いてありました。地域の特長を活かした道の駅が増えていることも人気の秘密なんでしょうね、きっと。

道の駅は平日でもけっこうな賑わいです

 利根川沿いを下流に向かって走っていくと佐原の街にたどり着きます。江戸時代に水運で賑わった街並みが残る地域です。多くの蔵元がありますが、先ず伊能忠敬記念館に近い馬場本店酒造に立ち寄ってみました。古い街並みが続く佐原のメインストリート(香取街道)沿いにあり、すぐに分かります。いろいろあって悩みましたが、純米酒「すいごうさかり」を購入。

馬場本店酒造

同じ道を100m程西へ行くと東薫酒造があります。こんな近くに二軒の蔵元があるんですね。使っているのは同じ地下水でしょうから飲み比べが楽しみです。こちらではちょっと奮発して純米吟醸「卯兵衛」を購入。

東薫酒造

どの酒蔵を訪問しても夏向きのお酒をたくさん用意しています。若い頃は夏場に日本酒を飲むなんて考えられませんでしたが、今では冷房の効いた部屋で冷やロックをクイッとやるのがたまりません。←ただの酒好き!

右が純米吟醸「卯兵衛」、左が純米「すいごうさかり」

 千葉県だけでもたくさんの蔵元があります。千葉県酒造組合によると明治33年には237軒の組合員がいたそうですが、現在は39軒になっているとのこと。この39軒には全国区の大手が入っていますので、千葉の地酒といえるのはもう少し減ります。かなりの酒蔵を巡りましたが、季節によりお勧めのお酒が異なります。房総酒蔵バイクツーリング、終わりのない旅になりそうです。



勝手に「房総の地酒」を応援するTVコマーシャル風動画を作ってみました


個性ある房総の地酒の良さが少しでも伝われば幸いです。





房総酒蔵バイクツーリングのインデックスはこちら


千葉にある約40軒の蔵元を順に巡っています。青色の酒蔵マークをクリックすると該当する投稿記事にジャンプします。








(2015年8月17日追記)

 純米酒「すいごうさかり」の方から開けてみました。常温で飲んでみると、単なる口当たりの良さを狙った冷酒専用の酒とは一味違った印象を受けます。アルコール度数は標準的ですが、力強さも感じます。少し涼しい夜に、ぬる燗を試してみたくなるような味でした。
 すぐ隣の酒蔵で醸造されている純米吟醸「卯兵衛」も同様の味です。どちらも地下水を利用していると思いますので、同じ水源だろうと思います。常温では力強さがあり、冷やせば繊細さが増します。夕食時にコップ酒でほとんど飲んでしまいました。


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