2015年5月28日木曜日

谷津道探検サイクリング 都川水系の坂月川を使って加曽利貝塚から泉自然公園へ


 千葉市街の雑踏や臨海部の自動車道を避けて、いかに安全・快適に外房や房総丘陵方面に自転車でアクセスするかがいつの間にかテーマになっていました。先日、都川支流の葭川(よしかわ)を利用して千葉市街を避け昭和の森まで行ってみましたが、今回は都川支流で未体験だった坂月川にチャレンジしてみました。

都川水系

先ず、千葉市動物公園から坂月川の上流部にある加曽利貝塚を目指します。都賀を経由し国道51号を横断。この辺りは生活道路で、道幅が狭く気を使います。ただ交通量の多い主要自動車道は国道51号を含めてトンネルで横断できるため、信号待ちもなく快適に南下できました。

国道51号を横断する地下道

国道51号を越えてもまだ住宅街が続きます。昔は河川敷だったと思われる一段低い道が真っ直ぐに続いているので、歩行者に気をつければ快適な道です。

住宅街ですので注意が必要ですが快適に走れます

間もなく加曽利貝塚公園にさしかかります。このあたりで坂月川がはっきりと現れ、川の両岸が緑に覆われています。坂月川の遊歩道はかなり荒れていて、歩道はボコボコですが、ゆっくり走る分には問題ありません。右側の森が加曽利貝塚公園、左側が「縄文の森特別緑地保全地区」として保護されている森です。

坂月川沿いの遊歩道、右が加曽利貝塚公園

加曽利貝塚公園には復元された竪穴式住居がありました。今はそこそこの高台になっていますが、以前は海岸沿いの貝類が取れる場所だったのでしょう。食べたあとの貝殻が堆積した場所の展示などもあり、勉強になります。

加曽利貝塚公園にある復元された竪穴式住居

坂月川を挟んで、加曽利貝塚公園の反対側にも大きな森が広がっています。地図には何も記載がありませんが、この辺にこれだけ広い森林はそうありません。川沿いを走っていると看板がありました。近隣の方々の保護活動により「縄文の森特別緑地保全区」として開発を免れた自然林のようです。

坂月川を囲む鬱蒼とした森が保護されています

坂月川の遊歩道も途中で未舗装路になってしまいました。そこからはいつもの谷津道探検の要領で、少し川から離れた農道を探しながら進みました。あっという間に国道126号にぶつかります。サイクリングを始めた当初、九十九里浜に行きたくて選んだ道がこの国道126号でした。大型車に追い立てられながら死ぬ思いでペダルを漕いだ思い出の道です。サイクリングを末長く、安全・快適に楽しむためにはいかにルート発掘が大切かを身を持って学んだ道路です。今では走りたくない道、第一位の道になっています。

国道126号との交差点、狭い道を大型車がひっきりなしに走ってます

坂月川から国道126号を横切ると、すぐに都川に行きつきます。今回は新たなルート発掘にチャレンジしようと思い、そのまま南下して支川都川のサイクリングロードまでルートを探してみました。距離は短く、あっという間に支川都川の見慣れたサイクリングロードにたどり着きます。そこからは勝手知ったる快適なサイクリングロードと都川沿いの谷津道を利用して泉自然公園に簡単に到着しました。自動車に追われながらビクビクすることもなく快適に走れる道を見つけることにこの上ない喜びを感じる今日この頃です。

(クリックすると動かせる地図が表示されます)



加曽利貝塚が特別史跡に指定されることが決定


 日本全国で61ヶ所しかない国の特別史跡に加曽利貝塚が加わることが決まったそうです。千葉県内では初の指定で、貝塚が指定されるのは初めてのこと。そんなにすごい貝塚だったとは思いませんでした。早くから地域住民の保存運動が盛んになり、世界最大級の貝塚が良い状態のまま残っているのが理由のようです。

サイクリングの途中で偶然見つけた加曽利貝塚ってすごい場所だった

自転車での快適ルート探検の途中で偶然見つけたお気に入りの場所が、こうして脚光をあびるというのも嬉しいものですね。

埋められたおびただしい貝殻の層を眺めることもできる

(2017年6月17日追記)



加曽利貝塚の紹介動画も作成してみました


 どうも盛り上がっているのは地元だけのような気がして、房総を訪れるサイクリストにも是非立ち寄ってほしいという思いから紹介動画を作ってみました。国道や県道を車と競争しながらガンガン走るだけが房総ツーリングではありませんよ〜。こんな裏道沿いにある史跡にも来てくださいね〜(^ ^)/


(2017年7月14日追記)


0 件のコメント:

コメントを投稿